内分泌科について、あまり聞き馴染みのない言葉かも知れませんが、主にホルモンの病気を診察します。脳下垂体、膵臓や副腎、甲状腺などの臓器はホルモンを分泌し、特定の器官系でその作用を発揮します。内分泌疾患は、ホルモンの合成・分泌、運搬、代謝、あるいはその作用の異常によって引き起こされます。
内分泌の疾患には、糖尿病や副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能低下症などホルモンバランスの異常が原因となる様々な病気があります。また、近年では動物においても、高脂肪食や運動不足などの生活習慣により、糖尿病や高脂血症、肥満などのいわゆる生活習慣病が増えてきています。健康長寿の実現を目指し、それぞれの病態においてどのようなリスクがあるか、そのリスクをどのように低下させていくべきか、動物の状態を判断したうえで、その子に合った治療法を一緒に考えていきましょう。